Appleより新しいiOS17が発表されましたね!そこでiPhone8、iPhone8Plus、iPhoneXがアップデート対象から外れることも明らかになりました。昨年のiOSで6sや7シリーズが切られたことに続き、今年も対象から外れる機種が発生する結果に。これら3機種をお使いの方はまだまだ多いと思いますが、使い続けると危ないの?すぐに買い替えなきゃダメなの?と不安に感じる方もいるのではないでしょうか。そこで、最新OSの対象から外れた機種を使い続けるのは危険?すぐに買い替えるべきか?についてお伝えしたいと思います!
そのまま使い続けてても大丈夫!
スマホを扱うお店などで相談したら「古いので機種変更した方が良いですよ」と案内される可能性はかなり高いですが、最新OSではない機種を使い続けても直ちに問題があるわけではありません。
セキュリティアップデートは続いている
最新OSにアップデートされない=もう使えないわけではなく、新しいOSで提供される新しい機能に対応していないということです。今回発表されたiOS17では、iPhone同士をかざすだけで連絡先を交換できる「NameDrop」機能や連絡先の相手ごとに着信画面をカスタマイズできる機能、横向きの待受画面など様々な新機能が追加されます。それらの機能を使うためにはiPhoneXS以降の機種である必要がある…ということ!つまりこれまで通りの機能で良ければそのまま同じ端末を使い続けることができます。
パソコン等でよく言われる「サポートの終了したOSを使っているとウイルスに感染する」という懸念ですが、最新OSにならないこととサポートが終了することは同義ではありません。最新OSでなくてもセキュリティの脆弱性を補うための追加アップデートは定期的に行われています。
昨年9月、iOS15.7を最後にメジャーアップデートが終了したiPhone7やiPhone6sでも1〜2ヶ月に1回のペースでマイナーアップデートが続いていますし、2019年から最新OSの対象外となっているiPhone6やiPhone5sなども2023年1月にマイナーアップデートされています。つまり最新OSには移行できなくなった機種たちでも、いまだにサポートはされているのです。
つまり、最新OSの対象から外れた機種を使い続けていても、直ちに不具合や危険が迫ってくるわけではないと言えます。
バッテリーは簡単に交換できる
iPhoneの新機種は価格高騰が続いており、端末が壊れてもいないのに買い替えるのは避けたい…と考えている方も多いのではないでしょうか。長年使うことでどうしても劣化してしまうバッテリーは実は簡単に交換でき、バッテリーの持ちが悪くなったとしても端末ごと買い替える必要はありません。バッテリー以外に問題がなければ無理に機種変更をする必要はないのです。
特に今回最新OSの対象外となったiPhone8やiPhoneXは、Apple以外の身近なiPhone修理店でバッテリー交換を行ったとしてもデメリットが少ない機種です。
リンゴ屋太田店でもiPhone8やXのバッテリー交換は多く承っておりますので、同じ機種のまま長く使いたいとお考えの方はぜひバッテリー交換をご検討ください!
一番困るのはアプリが使えなくなること
それでは最新バージョンにならない機種を使い続ける上で困るのはどんな時でしょうか。
それは恐らく、必要なアプリが使えなくなってしまうことです。
本体のアップデートとは別に、AppStoreで定期的にアプリのアップデートが配信されています。アプリごとに必要なOSのバージョンが異なり、最新OSに合わせて古いOSはサポート外になってしまいます。LINEやInstagram、YouTubeなど、ないと困るアプリは人により異なりますが、例えば多くの人が使っているLINEは2023年6月6日現在、必要な要件としてiOS15以上が指定されています。
つまりiOS15以上にアップデートできない機種はLINEを使えないということになるのですが、これはあくまで「新たにLINEをインストールする場合」や「LINEを最新バージョンにアップデートする場合」の要件なので、既にインストールされている場合は現在のバージョンが完全に使えなくなるまでにしばらくの猶予があります。
リンゴ屋太田店でここ数ヶ月の間に対応した事例として、「iPhone8で急にLINEが使えなくなってしまった」というご相談がありました。その方はiPhone8の購入以来本体のアップデートをほぼ行っておらずiOSが11のままだったため、ついにLINEのバージョンが古くなりすぎて使えなくなってしまったのです。こちらはiPhone本体をアップデートすることで無事解決しましたが、つまりiOS11のままでも6年間くらいはLINEを使えていたということです。
iPhone8やiPhoneXはiOS16系が最終OSになりますが、現時点でiOS15以降が対象なので完全に使えなくなるまでにはまだ猶予があると言えそうです。
アプリを使わない人なら古い機種でも問題なし
極論ですが、iPhoneに最初から入っている電話帳・電話・カメラ・メールなどの機能しか使わないという方は、どんなに古い機種を使っていても特に不便はないということです。カメラの性能や高速通信、ゲームなどスマホに高性能を求めないという方は、中古で古めの機種を安く買うことで余計な出費を抑えられます。物価高騰が続いて生活への打撃が大きい期間ですから、必要ないものへの出費は極力抑えたいですよね。
とはいえアプリを一切使わないiPhoneユーザーはあまり多くないと思うので、同じ機種をなるべく長く使いたい場合には、必要なアプリが使い続けられるかどうかを買い替えの指標にするのがちょうど良いかもしれません。
最新OSにした方が良いのはどんな人?
最新OSでない機種を使い続けても特に問題はないことをお伝えしてきました。それでは、最新OSにバージョンアップした方が良いのはどんな人でしょうか?
- 新たに追加された機能を使いたい人
- ゲームアプリを熱心に楽しんでいる人
iOS17に搭載される新機能を使ってみたい!という方はもちろん、ゲームアプリを熱心にプレイしている方も最新OSであることが望ましいです(古いOSのサポート終了が早い場合が多いため)。ただし、リリース後すぐはゲームアプリ側が最新OSに対応できていなかったり新OSに不具合が発見されやすかったりすることがあるので、最新OS対象の機種を使いつつ、アップデートは少し様子をみてみることをおすすめします。
端末の買い替えはご自身のタイミングで!
日本で多くのユーザーに愛されるiPhone。最新のものを手に入れたい方から同じ端末を長く使い続けたい方まで愛し方は様々です。iOSが最新にならなくても特に心配はありませんので、本当に「新しい機種にしよう」と思ったタイミングで機種変更してくださいね。
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